朗読台本のご紹介


 朗読レッスンの始まりは、オリジナルテキスト「声の出し方伝え方」で、朗読とは…のお話をいたします。

 レッスンの合間には、オリジナル文法テキスト「朗読のための文法」で学びます。

感覚だけに頼って読むのでなく、文法と照らし合わせてわせて、どう読んだら良いのか、考えられる基にします。 

オリジナル作品


 オリジナル作品の一例をご紹介します。再話や大好きな作家さんのオマージュで創作した物語もあります。

「桜の木の如来様」長野県高山村の伝説の再話(7分)

「照明寺の話」長野県木島平村照明寺に伝わる伝説

 再話(8分)

「蓮生坊の祈り」(9分)

「気のせい」(7分)

「母ありて」(25分)


「雪とたたかう人々」(全5話、各7分)

「恋幽霊」(20分)

「江島屋怪談」(20分)

「死神の仕事」(15分)

「それぞれの事情」(15分)


名作をわかりやすく


 文豪の書いた名作は、現代の私たちには難解な表現もあって、特に子どもたちにはなかなか読みづらいものになっています。

 奇想天外で面白いお話がたくさんあるのに、残念なことです。そこで文豪の名作をわかりやすく脚色しました。

 これは夏目漱石「吾輩は猫である」を、エピソード毎に脚色して朗読台本にしました。

 

朗読劇(各7~8分)


脚色作品


 時間的に全文を朗読できない時、生徒さんのために脚色台本を作ります。「本」ではなく「台本」で持っていることで、いつでも声に出して読む練習ができます。

  • 「山月記」中島敦(25分)
  • 「おじいさんのランプ」新美南吉(9分)
  • 「恩讐の彼方に」菊池寛(25分)
  • 「城の崎にて」志賀直哉(10分)
  • 「浅茅が宿」上田秋成(8分)

  • 「驟り雨」藤沢周平(18分)
  • 「三年目」山本周五郎(25分)
  • 「紫色のドレス」オー・ヘンリー(9分)
  • 「二十年後」オー・ヘンリー(7分)
  • 「ポートレート」坂本のこ(7分)

  • 「お正月」川上弘美(8分)
  • 「晴れた空の下で」江國香織(8分)
  • 「二本早い電車で」森川楓子(7分)
  • 「小さな夢とスイセンの花」今井理恵子(7分)
  • 「ふうたのかぜまつり」あまんきみこ(9分)

音楽と共に


 物語の内容に合わせた音楽が流れたら、朗読の世界観が伝わりやすくなります。

まさしく「脳内旅行」を感じていただける朗読になるかと思っています。

そのために試行錯誤しながらスクリプトを作成しています。

歌いながら、朗読します。

 

「一寸法師」(15分)

「竹取物語」(15分)


■ 二人語り「どんぐりと山ねこ」(10分)

  登場人物を極力減らし、掛け合いの面白さに

  特化して作りました。

■ 音楽朗読「銀河鉄道の夜」(25分)

  ピアノの生演奏と共に語ります。

■ 音楽朗読「黒姫物語」(8分)

  長野県中野市に伝わる伝説を、クラシック

  音楽に乗せて語ります。北信五岳の一つ、

  黒姫山の名前の由来となるお話で語り継ぎたい

  お話です。

■ 音楽朗読「ピアニストの兵隊さん」(25分)

  作者古畑博子さんのお母様の経験された戦時

  中の実話を、懐かしい音楽と共に語ります。

  長野県中野市が舞台となっているお話で、

  大切に語り継ぎたいです。

■ 音楽朗読「コーヒーが冷めないうちに~親子」

   (30分)

ピアノ演奏:上野純子



朗読サンプル


原作:芥川龍之介 脚色:今井理恵子 朗読:今井理恵子

前編

後編